高橋さんちのKOEDO低燃費生活

新モデルハウスの構造見学に行きました!

新モデルハウスの構造見学に行きました!

先日、久しぶりに高性能住宅の構造見学をしました。構造見学では、出来上がったらさっぱり見えなくなる、家の重要な部分を見ることができます。

今回見たのは、わが家エコハウスを作った工務店さんの新しいモデルハウスで、「新仕様」なのだそう。一体どんなものなのか、まさきさんとチェックしに行きました。早速、レッツゴー!

まずは外観のチェック。立地は普通です。道路に挟まれているので、断熱材やいい窓で車の騒音をシャットアウトできるのはいいですね。

いつも、散歩をしている時に建築中の家を見かけると、思わず性能が良さそうか、どんな窓使っているか、などをチェックしてしまいます。今日はしっかり囲われているので、ぱっと見ただけではわかりません。

では、おじゃまします!

構造ができあがり、窓のサッシもハマっていました。換気装置などはまだついていない状態なので、外との温度はあまり変わりません。でも、ここから壁の穴に換気装置が入り、エアコンがひとつあったら、たちまち快適な空間になります。

壁には可変透湿気密シートが貼られています。もちろん継ぎ目はぴっちり閉じられています。

上を見上げると・・・

家の中の空気を循環させ、開放感を演出する吹き抜けは、高性能住宅のチャームポイントでもあります。断熱気密がしっかりされていないと、冬の暖房が吹き抜けにどんどんのぼって、足元は寒くなってしまいますが、エコハウスでは家全体を暖めるのに威力を発揮します。

全体の雰囲気はこんな感じです。

まだ部屋を仕切る壁がないので、想像力が必要です(笑)。

こちらの壁は、家の内側に入れる断熱材のセルロースファイバーが入れられた状態です。

セルロースファイバーは、原料が新聞紙のエコで安全、すごい断熱材です。セルロースファイバーがどうやって作られるか、どうやって入れられるか、どんな機能があるかなど、まさきさんが工場を取材したときの記事に詳しく書いてありますので、ぜひ読んでください。

そして、カギとなる開口部はYKK apの断熱ドアと窓を使用しています。

まずはドア。お〜!分厚くて、がっしりしていますね。

ここで熱も冷気もシャットアウトです!

うち(わが家エコハウス)ができた頃(約8年前)は、日本のドアにこんなすごいものはなかったため、当時で性能がよかったものを採用したそうですが、このドアと比べると限りなく普通のドアに見えます。この数年間でレベルが格段にアップしていることがわかります。

そして窓は・・・

高性能なトリプルガラスの樹脂サッシ(YKK AP「APW 430」)が使われています。うちの窓はドイツ製のちょっとゴツイ特徴のある窓(詳しくはこちら)ですが、うちが建てられた時には、まだ日本で高性能な窓があまり作られていなかったので、ドイツから持ってきたのでした。でも、今は性能があがり、より手軽に使えるようになっています。色々なスタイルも出ています。

YKKの高性能な窓でもAPW 330(ガラスが2枚の樹脂サッシ)はあちこちでよく見かけるようになりました。でもトリプルガラスのAPW 430はまだそれほど見かけないので、窓の性能が重要だという姿勢がわかります。

ドイツに行ったときは、どんなところでも当たり前にトリプルガラスが使われていたので、日本でももっと全国的に普及して欲しいところです(ドイツのすごい窓について詳しくはこちら!)。

また、このモデルハウスもそうでしたが、最近窓自体をそんなに大きくしない家が増えているように思います。実は窓自体はそんなに大きくなくても、窓の場所や方角などがいい感じだと、十分明るいのです(うちもそうです)。

逆に大きすぎると、夏の暑さの影響などを受けやすかったり、窓の性能が高くない場合は、冬の外気の影響を受けて寒くなったりするので注意です。

そんな感じで、見学終了。

個人的に今回興味深かったのは、今回のモデルハウスは、これまで見てきた「いかにもエコハウス!」という窓ではなく、一見普通の窓、普通の家に見えることでした。

ぱっと見ただけでは性能がわからないので、まさに見えない部分がエコハウスかどうかのカギを握っている時代がやってきているのかもしれません!

これからまだまだ工事は続きます。次はインテリアがどうなるのか、楽しみにしています!
完成を楽しみに待ちましょう!
(続く)

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