高橋さんちのKOEDO低燃費生活

寒さ到来!コスパ最強の断熱は?

寒さ到来!コスパ最強の断熱は?

お祭りの多い川越ですが、10月14日-15日にかけて最大のお祭りとなる「川越まつり」が行われました。あいにくの小雨が続きましたが、盛大に山車が出て盛り上がっていました。昨年、ユネスコの無形文化遺産にも登録されたのでみなさん特に気合が入ってたんでしょうね。来年はぜひ訪れてみてください。

さて10月に入り、めっきり寒くなってきました。10月16日の川越は外気温が13度、雨や風の影響もあってそれ以上に寒く感じられました。とはいえ、わがやの中は今のところ20度を下回ることはないので、朝晩も寒暖差を感じることはほとんどありません。ただ外気温を確かめずに外出すると、外に出た途端に「さむっ!」となることが増えました(笑)。

さて今回のテーマですが、冬を迎える前に考えたい、「コスパ最強の寒さ対策」を紹介しますね。

家の暑さ寒さを改善するポイントは、なんといっても「窓」です。下のつたないイラストを見てください(笑)。窓は夏の熱気や冬の冷気が出入りする入り口として壁や床、天井に比べてかなり大きくなっています。

夏の熱気は74%が窓から入ってきています(左の図)。逆に冬は家の中の温かい空気が窓から52%も出ていってしまっています(右の図)。このままでは、せっかくエネルギーを使ってエアコンや暖房で空調をかけても、効果が期待できません。

そこで夏涼しく、冬暖かい家をつくる一番の近道は、間違いなくマド!ということになります。わがやの窓は分厚いトリプルサッシでできているので、熱の出入りがほとんどありません。そう言うと「誰があんたの家みたいな、冷凍庫みたいなごつい窓にできるんじゃ!」とツッコミが入りそうですが、それに近いものに、しかも手軽にできる方法があるんです。

一般の家庭でできる最も手っ取り早い窓対策は、いまある窓はそのままにして、その内側に別の窓をつける、つまり内窓です。「内窓なんて、窓を二回も開けることになるから面倒!」というイメージがあるかもしれません。また、できるだけコストをかけたくないという方もいるでしょう。でも内窓には、その手間とコストをはるかに上回るメリットがたくさんあるんです。

(内窓を設置した例)

ざっくりと内窓のメリットを並べると・・・

■暑さ、寒さが和らぐ!

■エアコンなどの冷暖房の効きが良くなる!

■省エネになる!

■結露やカビの発生が減り、家が長持ちする

(ただし、内窓付ける前の元の窓の内側は結露するのでふいてください)

などなど!内窓ひとつつけるだけでこんなに効果が出るなんてすごいですよね?

(わがやのトリプルサッシ)

そして、大事なことはせっかくつけるならガラス1枚ではなく2枚のペアガラスのものにしてください。1枚と2枚の最大の違いは、間に空気層があること。空気は熱をとおしにくいので、断熱材の代わりをしてくれるのです。

さて、もともとの窓ガラス1枚に加えて、ペアガラスの内窓をつければ、ガラスは合計3枚になるので、ホラ!わが家とおんなじ、トリプルガラスになっちゃいます。また内窓は、通常の外と接する窓を交換するのと比べて、コストを低く抑えることができます。

一戸建てはもちろん効果的ですが、マンションは窓がもともと少ないので、対策をすれば抜群の効果を得られます。じゃあどんな内窓を選べばいいのでしょうか?次回は、さらに突っ込んで内窓選びについて紹介していきますね!

コメント

  • Comments ( 2 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. いろいろ勉強になります🎵
    鵠沼海岸からふじみ野へ越してきてやはり気温が5度は低い😅
    冬場の寒さ対策を考えるこの頃です✨
    我が家は賃貸マンション、寒くなったら片方の窓に発泡スチロールの板を貼ろうかと思っています👍😆😹

    • ご無沙汰です!読んでいただいてありがとうございます。そうですね、北側の窓対策は特に重要です。仮にやるならそういう方法もあると思いますが、長い目で見れば賃貸マンションでもできる内窓キットも出ているので(ただしサイズは限定されてしまいますが)色々探してみる価値はあるかと思います。

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