高橋さんちのKOEDO低燃費生活

エアコンの水漏れで考えた、高性能住宅の特性と対策

エアコンの水漏れで考えた、高性能住宅の特性と対策

先日、わが家に左官屋さんがやってきて、壁をきれいに塗り直してくれました!

自分でやりたいと思っていたのですが、おまめちゃんがいる日々では、なかなか手が回らないのと、物理的に高すぎて手が届かない(!)ので、お願いすることにしました。

塗ってもらったのは、2階の天井付近にあるエアコンの下、

そして、その真下にある1階の廊下です。

すっかりきれいになり、継ぎ目も見えません。さすがプロの技!塗り方もカッコよかった!

何があったかというと…

実は、昨年の夏の終わりに、わが家では「エアコン水漏れ事件」が起こっていました。

わが家では、初夏から初秋にかけては、28度設定くらいでエアコンをつけっぱなしにしていることが多いです。でも、出力は弱くて、ほとんどの時間帯では稼働していないような状態なので、存在を忘れてしまいます。そして、猛暑が続いても電気代はとても安いのです。「高性能住宅はやっぱりすごい!」といつも思っていました。

ところが、いつも通り、存在を忘れていたら、ある日の夕方、わが家のおまめちゃんが1階の廊下から階段に上がるところの天井を指差し、

「かーちゃん、あれなんだ?」

「わー!水が流れてる!?」

おまめちゃんを抱えて、階段を駆け上ると、なんと2階の冷房用エアコンから水がドバドバっと滝のように壁を流れているではありませんか!

「まさきさん、水が漏れてる!タオル!タオル!」

まずはエアコンをオフ!
慌てたまさきさんは、薄い手拭いをびしょびしょの床に向かって放り投げ、おまめちゃんも張り切っていろんなタオルを持って走ってきました(笑)。

家族で協力して、とりあえず拭ける部分は拭いて、布団乾燥機の送風を床や壁に吹きつけ、

脱衣所で使っている除湿機をかけ続けて、乾かしました。

その原因は…?

この大事件をこれまでブログに書けなかったのは、水漏れの理由がわからなかったからです(実は、今も確信は持てていません)。

以前にも、ポタポタというくらいの水漏れをしたことがありました。音がポコポコ言っていました。エアコン業者を呼んでも故障ではなく、エアコンのお掃除も入れましたが、結局なんだかわかりませんでした。

色々と調べて、どうやら効くらしいと、エアコンのドレンホース(外に水を流すホース)の先にキャップをつけてみました。

ホースに虫や外からの汚れなどが詰まるのを防ぐとされています。そのおかげかどうかわかりませんが、それからは、水漏れは起きていませんでした。

それが、今回の水漏れの後、ドレンホースキャップを久しぶりに見たら、ゴミが詰まっていました。きれいに掃除してからはまた水漏れがなくなったので、もしかすると、今回は詰まりが原因だったのかもしれません。そもそも、水漏れ問題をキャップが解決してくれていたのかも、いまだに確信は持てていないのですが、これからはもっとこまめに点検することにしました。

この問題を理解、解決しようと調べる中で、高気密住宅では、気密性の高さや換気の仕組みなどの関係により、室内が負圧(外より気圧が低い)になることがあり、エアコンの位置、排気量、ドレンホースの取り回しなど複合的な理由で水漏れにつながる可能性があるらしいことがわかってきました。

わが家の2階のエアコンのドレンホースはだいぶ長いので、それも関係しているかもしれません(←ただの予想)。また、高性能住宅では、夏は24時間エアコンをつけっぱなしになることが多いのですが、それも影響しているようでした。

ここまでくると、相当マニアックな話なので、私はこの辺で手を引いて、まさきさんに研究してもらうことにしました。

そこでまさきさんが買ったのがこの本。

本当にマニアック!こんなのがあるんだー、とびっくりしました。

うちの水漏れの原因が直接載っているわけではありませんが、まさきさんによると、以前は高断熱・高気密住宅に熱心に取り組んでいる会社だけが建てていたのが、今はそれほどでもないところも建てるようになっていて、それによって室内で結露、カビが発生する問題も増えているそうです。

例えば、換気装置が適切に設置されずに湿気が高くなってカビが生えたり、壁などの断熱材が一部機能していない部分が結露していたりといった例、などです。

以前、高断熱・高気密の家は、「魔法の家」ではなく、少し住まい方を変えなければいけないという記事を書きました。それと同様に、住宅の作り手も高断熱・高気密の家を作るときには、気にするポイントが変わってきているのだろうなと思いました。

高断熱・高気密住宅では、仕様によっては住まい手が湿度コントロールをしっかりする必要があります。だからといって「高性能住宅はカビが生えやすい」とレッテルを貼るのは間違いです。適切に設計、施工された住宅に、住まい手が少し気にかけるだけで、格段に快適な暮らしが実現できることは確かなんですから。

では、今後のまさきさんの研究の結果に期待しましょう!
続く。

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