今月の初め、ず〜っと行きたいと思っていた白馬のエコハウスに家族で泊まることができました!以前、まさきさんは仕事で宿泊したことがありますが、話を聞いて、写真を見て、わが家のおまめちゃんがベッドから転がり落ちなくなったら行こう!と心待ちにしていました。
久しぶりの家族旅行、ワクワクしてたどり着くと… 木々の間にステキなお宿が!ブランコもテンションが上がります!
こちらが、森に囲まれた「IL BOSCO(イル・ボスコ)」というお宿です。オーナーの宗川さんが、白馬を気候変動から守りたい、お宿を快適にしたい、と2022年に本格的な断熱改修をしました。今日のレポートは非常にゆるいので、改修や断熱機能については、ぜひ、まさきさんが22年にまとめた『断熱改修で生まれ変わったサステナブルなお宿』を読んで下さい。
一歩足を踏み入れると、温かい雰囲気で、着いたばかりなのになんだか落ち着きます。この家具ステキ〜、暖炉かっこいい〜、とか言いつつも、やはり目が行ってしまうのは「窓」です。しっかり高性能なトリプルガラスの樹脂窓です。これだけ大きな空間を断熱するのは本当に大変だったと思います!すごい!
さらに窓の前にあるデコレーションもセンスいい!
宿泊した部屋の窓は二重窓(内窓)になっていました。
でも、宗川さんの断熱へのこだわりを知らない人が宿泊するだけだと、暖かいけどそれ以上のことにどうやって気づくんだろう?と思っていたら… ありました!
お風呂に向かう途中に、気候変動&断熱コーナーが!
Il Boscoの断熱改修プロジェクトについて説明が書いてありました。
こちらは、これだけの断熱材が入れられているよ!と見せるコーナー。分厚いです。
ここは薪ボイラーを使ったり、太陽光発電をしたり、断熱をして必要なエネルギーを減らした上で、さまざまな資源・ツールを組み合わせて、自然エネルギー100%のお宿を目標にしています。
以前は、エネルギーをたくさん使って暖房をかけても、室温の低下の方が早かったそう。真冬はどんなに暖房しても、一番暖かい場所が14℃までしかあがりませんでした。それが今では、前よりもずっと暖かくなって、一番寒い場所が14℃に変わりました。そして、それにもかかわらず、光熱費が半分以下になっているそうです!
そして、この展示スペースの先にある脱衣所やお風呂もしっかり断熱されているので、ゆっくりお風呂を楽しめました。
今回はまだ寒い時期ではありませんでしたが、朝晩、外は冷え込みました。それに気づかないように家の中にいられたのは、エコホテルならです。次回は寒い時期に行って、薪ストーブにあたってみたいな〜。
最後になりますが、食事もと〜っても美味しくいただきました。しかしながら、例によって夕食のイタリアンは食べ終わってから写真を撮っていなかったことに気づきました…(すみません)。
こちらは唯一写真を撮った、朝ごはんのたまご料理。焼きたてパンと一緒に、おまめちゃんもたくさん食べました。
実は、お客さんの8割が海外の方で、私たちが宿泊したときも、私たち以外は、海外から白馬の自然を楽しみに来ているお客さんでした。飲み物やバターなどまで、ベジタリアン、ビーガン対応になっていて、もちろん英語対応OK。日本に来たお友達にも勧めたいと思います。
とにかく快適で、近所にお散歩できるところがいっぱいあって、朝出かけて、夕方戻ると「ただいま〜」というような、居心地の良いお宿でした。次はいつ行こうかな… 寒い時期でもここなら泊まれるな〜、と考えていると、おまめちゃんも「ボスコさんはどこ?」「はくばいきた〜い」とのこと(笑)。
次回の訪問を楽しみにしています。
おわり