高橋さんちのKOEDO低燃費生活

猛暑を乗り切れ!夏の日差しは入り口で防ぐべし!

猛暑を乗り切れ!夏の日差しは入り口で防ぐべし!

うーん暑い!ぼくたちが住んでいる川越市は、「日本で一番暑い」とされる熊谷に近い温度なんですよ。なんと外は38℃とか39℃とかになっています。やばいですね。命の危険を感じるほどです!

さて今回は、普通の家でもできる夏の暑さ対策の基本をお伝えします。このブログではすでに何度か書いていますが、夏も冬も、温度を改善するなら一番先に手を付けるのは窓まわりです。窓は、外の熱が室内に侵入する最大の入り口で、なんと熱の74%が窓を通じて入ってきています(詳しくはこちら)。

これまでは内窓をはじめ、窓そのものを替える話をしてきました。でも窓の外側と内側を考えることも大切です。特に夏の強烈な日差しを防ぐには、窓の外側で熱をカットすることがとても有効です。カーテンなど窓の内側だけで対策をしようとしても、いったん熱を室内に入れてしまうので、なかなか涼しくなりにくいのです。

対策は「窓の外」が基本

わが家の大きな窓についているのは、金属製の外付けブラインドです。スイッチひとつで上下することはもちろん、羽の角度も変えられるので、雨戸やカーテンの役割も果たしています。

わが家の窓はガラスが3枚入っていますが、さすがに何もせず強烈な直射日光を浴びせ続けると徐々に温かくなります。そこで外付けブラインドの登場です。これを閉めれば、直射日光をバッチリ防いでくれます。窓の近くでもまったく熱を感じません。 窓の外で対策を取れば、直射日光の熱の大部分をカットしてくれるので効果は絶大です。

ドイツでは、こうした外付けブラインドが、戸建住宅はもちろん、集合住宅やオフィスビルなど、いたるところで当たり前のように使用されていました。

↑これはうちのと同じタイプのものです。

上の写真は、ロールアップタイプのものです。もちろん、エアコンの効きもだいぶ改善されます。

既存の家なら日除けシェードがおすすめ

とは言え、ドイツスタイルの外付けブラインドは日本ではまだ高価です。そこでオススメしたいのは、窓の外に設置するタイプの日よけシェード(オーニング)です。

色や形、コストなどさまざまなバリエーションがあり、ホームセンターなどでも売っています。業者に工事をお願いするものもから、DIYで簡単に設置できるものもあるので、戸建て、マンション、賃貸など、それぞれの状況に合わせて活用してください。ただ、強風に弱いという特徴があるので、マンションの3階以上の居室など、場所によっては設置に気をつけたほうが良さそうです。

さらに簡便な対策としては、日本伝統のすだれや、緑のカーテンを利用する選択肢もあります。

すだれは必ず窓の外に設置するタイプのものを入手してください。緑のカーテンは、見た目も爽やかでゴーヤやヘチマなど収穫物の発育が楽しみになります。しかし、発育に時間がかかることや水やりなどに手間がかかるので、面倒に思う人はすだれにしておいたほうが良いでしょう。

どうしても窓の外に設置できないという場合は、窓の内側での対処を考えます。窓の内側につけるものは、遮熱カーテンやロールスクリーン、障子、ブラインドなどさまざまなものがあり、いずれもそれなりの効果があるので調べてみてください。それぞれ色や形によっても日射遮蔽効果は変わります。

ロールスクリーンの中では、上の写真のような、六角形の空気層があるハニカムスクリーンがおすすめです(関連記事はこちら)。

余談ですが、暑さを感じるときは、温度だけではなく、湿度も高いことがほとんどです。同じ温度でも、湿度が低ければ快適で、高いと暑苦しく感じられます。以前、ゆみが湿度計の活用方法について書きましたが、室内の湿度をモニターして、必要に応じてエアコンで除湿するなどの湿度対策も大事です。

ともかく日差しと熱がすごい今日この頃、どんな家に住んでいても対策は必須です!もちろん、窓の外で対策をしている人も、内側もやればダブルで効果があります。窓の外、窓の内側、そして内窓など窓そのものの見直しの三点セットで対策をすれば、暑い夏だってこわくないはず!窓対策がまだの人、早急にやってみてくださいね!

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