高橋さんちのKOEDO低燃費生活

エコハウスで騒音問題!?解決方法は?

エコハウスで騒音問題!?解決方法は?

今日は、久しぶりにわが家エコハウスで起こった問題について書きます。以前、「赤ちゃんのギャン泣きも怖くない!わが家の防音性能!」で、分厚い断熱材やトリプルガラスの窓などのおかげで、わが家のおまめちゃんが全力で泣いても、外に音が漏れなくて安心!と書きました。

しかしながら、家の中はちょっと話が別!ということが、おまめちゃんの成長とともにわかってきました。

わが家は、室内のドアを開けっぱなしにして空気をめぐらせる「ダクトレス換気」の家なので、元々、家の中で発生する音が比較的聞こえやすいです(わが家の換気システムの仕組みについてはこちら)。ただ、以前は夫婦2人で、似たようなパターンで生活していたし、片方だけ大声を出していることはなかったので(笑)、特に支障を感じませんでした。

おまめちゃんの登場以降も、夜泣くことが多い時期には一時的に寝る場所を変えたり、ドアを閉めたりして、それなりにしのげていました。

しかし、最近、本格的なイヤイヤ期が始まったわが家のおまめちゃん。元から普通の赤ちゃんより声がかなり大きいのですが、今はちょっとしたことで、いきなり「イヤーーーーー!」「エーーーー!」とサイレンのような泣き声(というか絶叫)+ねじりバタバタ&海老反りになります。試しに測ってみたところ、同じ部屋の離れた場所だと軽く100デシベルを超えます(100デシベルは「きわめてうるさい・電車が通るときのガード下くらいの音量」に相当します)。

また、泣いたり怒ったりしなければ大丈夫かというとそうでもなく、ゴキゲンのときは、ずっとあれこれおしゃべりを続け、「キャッ、キャッ!」と大声でホイッスルのような笑いをします。

そんなおまめちゃんは最近とっても早起き。明け方からまさきさんが起きるまでの3時間くらいこの状態です。

わが家の間取りを見るとわかる通り、おまめちゃんが起きてから過ごすリビング&ダイニングは、まさきさんがいるベッドルームの真下です。しかも、吹き抜けとベッドルームは空気を流す窓でつながっています。この時間帯だけは窓を閉めていますが、簡易的な窓なので、あまり防音にはなりません。

おまめ=声が大きい、早起き、イヤイヤ期
まさきさん=音に敏感、遅起き、育児と仕事でお疲れ気味

なんと悪いコンビネーション!かあちゃん(私)は板挟みです!とうちゃん(まさきさん)はついにギブアップ!ついに、本格的な模様替えをすることになりました(どう変えるかはまだ検討中)。

以前、わが家エコハウスの弱点を探して書いた(記事はこちら)のですが、子どものいる生活になり、部屋の使い方や生活パターンがすっかり変わり、同じ家についての認識も結構変わりました。

例えば、今回の騒音問題(!)のように、前は気にならなかった弱点をより感じたり、冬のお風呂や夏のあせもの時期に、エコハウスの恩恵をより感じたりといったことです。

今回のことを踏まえた2つの気づきは・・・

ダクト式換気装置の方がいい場合もある

子育て生活が始まるまでは、そう思うことはあまりなかったのですが、音の面だけでいえば、ドアを閉めっぱなしにしても各部屋の温湿度が変わらないダクト式換気装置の方が適している場合もあると思うようになりました。

ただし、コストやメンテナンス、間取りなどとのバランスもあるので、一概にどちらがよいとは言えないのは変わりません。この点は、これから家づくりをする人にとっては大きなポイントになると思います。

間取りのイメトレは大事!

わが家の場合、家を選ぶというよりも、「このエコハウスに住むことにした」という感じなので(詳しくは「エコハウスに住みはじめた理由」)、どうしようもない部分がありますが、これから家を購入する、建てる、リフォームする方は、間取りを決めるときに生活の変化を踏まえたイメトレをおすすめします。

例えば、今回の騒音問題の場合、ベッドルームがリビングの真上じゃなくて、リビングから一番遠いところ(現在のオフィス)にあれば、ダクト式の家で部屋のドアが開いていても、音はそこまで気にならないと思います。

思えば、ここに住むことを決めた頃、私たちは夫婦で暮らすパターンでしか家の使い方を考えていませんでした。でも、おまめちゃんの登場で色々変わり、なんとも思わなかったものが危険物になったり(←吹き抜けの窓!/ここから落ちる心配があるので対策を準備中)、要らないと思っていたものが便利になったり(←玄関〜リビングの間にあるドア!/おまめが玄関や浴室にいかないように閉められる)家の要素で大事、必要だと思うことがかなり変わりました。

間取りを決めるときに、家族構成や年齢の変化、それに伴う育児や介護の可能性などを踏まえ、それぞれの場合の日々の生活を具体的に想像して、必要な部屋数や配置、収納、ドアや階段の有無、などを考えるのって大事だなぁと思いました(やったことないからわからなかった、笑)。これからやる模様替えのときには、数年先にどうやって暮らしているかを想像しながらやってみようと思います。

最後に!今回のように、エコハウス(わが家?)特有のチャレンジはあっても、総合的に見れば、やはりエコハウスはストレスフリーで、子育てにとても向いているなぁと日々実感していることは変わりません。

模様替え後の高橋さんちがどうなったかもまたレポートしますね。

どうぞお楽しみに!

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