高橋さんちのKOEDO低燃費生活

家の空気を守る換気装置をアップグレード!

家の空気を守る換気装置をアップグレード!

車(特に緊急車両と暴走族!)がたくさん通る大通りが目の前にあるわが家は、外の空気はイマイチで、騒音も結構あるので、よくよく考えると立地は結構悪いのです。でも、それを考えずに日々過ごせるのは、ある意味、うちの室内が外の世界と遮断されたような状態にあるからだと言えます。

遮音や遮熱という意味では、壁に入っている断熱材やトリプルガラスの窓など、いくつか要素がありますが、家の中の空気をキレイにしてくれる私たちの「命綱」が、換気装置「ヴェントサン」です。風さんという意味(イタリア語?)らしい。

うちに入ってくる空気は、基本的にこの換気装置のフィルターを通ってキレイになっています(ヴェントサンの構造について詳しくは前にまさきさんが書いた記事を参照)。それもあってまさきさんのアレルギー鼻炎が大幅に軽減して、私はすっかり治っちゃいました。

また、この装置は外気温の影響をあまり受けずに、空気を入れ替えられるツワモノです(詳しくはこちら)。

そんなわけでうちの必需品の装置ですが、まさきさんには前からちょっと気になるものがありました。それは新型のファンです。正直、機能としてはこれまで使っているものでも十分だったのですが、少し前に行った建築エキスポで色々な省エネグッズを見たときに(エキスポで発見した省エネアイテムについて詳しくはこちら)、まさきさんは「やっぱり欲しい!!!」となり(苦笑)、研究も兼ねて交換することにしました。

それでは交換開始!

シンプルな仕組みなので交換は簡単です。まずは、こちらの丸いカバーを外します。

次にその中についているフィルターを取り外します。

これが新しいファン。

写真では見えにくいですが、羽が2枚になって、前より大きくなりました。

これを埋め込んで・・・

コードをつなぐだけ。

ここにフィルターとカバーをつけて終わり!なんですが、今回の交換の目的はもう一つありました。

これまでの丸いカバーは、取り外しにコツが要るものでした。私はカバーについて要るプラスチックの爪を折るのが怖くて触らなかったので、必然的にまさきさんがフィルター掃除の担当でした(笑)。

その枠を取り外ししやすい四角いカバーに変更します!

簡単になったので、自分でも一応外せるようになりました。(高さはギリギリだけど!掃除の担当も変わらないけど!)

何が変わったかというと・・・。

ファンが変わったことで、熱交換率がアップしました。ということは、これまで以上に外気の影響を受けにくくなるということです。そして、2枚になった羽は、羽自体のサイズも大きくなっているので、以前にも増して騒音をカットしているようです。

それから、四角い枠に変えたことで、前よりもしっかり汚染物質を除去してくれるフィルターが使えるようになりました。やったー!

これで、引き続き安心して暮らしていけそうです。その後どうなったか、また報告しますね〜!

今日はここまで!

9ヶ月後の追記・・・

実はその後、これまでと何かが違うことに気が付きました。夏は家の温度と湿度が少しだけ高めで、冬は両方とも少しだけ低めのようでした(家中に温湿度計がたくさんあるので分かったというくらいの違い)。

夏と冬で実験して確信を持ったので、1月にヴェントサンに相談してみました。すると、実は新しいファンができた時、同時に中にある蓄熱エレメントもアップグレードしていたことが分かったのです!うちはファンの性能だけを上げてしまったので、少しバランスが崩れていたのでした。

そういうことで実験も兼ねて、アップグレードした蓄熱エレメントに変えてみたら・・・(左の四角い穴の方が古いものから、右のハニカム穴の方が新しいものにした)

なんとすべて元どおりになりました!!!そこまで細かく換気力と蓄熱力のバランスが計算されて作られている換気装置だったんだぁ〜、と改めて感動しました!!!ヴェントサン、すごい!!!

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