高橋さんちのKOEDO低燃費生活

停電したら太陽光発電はどれくらい役立つ?実験してみた!

停電したら太陽光発電はどれくらい役立つ?実験してみた!

わが家の屋根には太陽光発電のパネルがあり、毎日発電している電気は日々自家消費や売電に役立てています(うちの光熱費について詳しくはこちら)。

でもそれだけではありません。太陽光発電は、災害などによって停電したときに蓄電池がなかったとしてもとても役立ちます。

昨年は北海道地震で、今年は千葉などが台風の影響で被災し、いずれも長時間に渡って停電が起こりました。

その際、自宅の太陽光発電を「自立運転モード」に切り替えて、昼間は電気が使えるようになった家庭も多かったのです。北海道地震の際、太陽光を設置している家庭の85%(太陽光発電協会のアンケートに答えた人のみ)が活用したとのことでした。

うちも、もし停電したら同じことができるはずです。ただ、手順は知っていましたが、これまで実際に試したことはありません。そしてどれくらい役に立つかを調べてみたくなって、実験することにしました!

これからその実験の様子を説明します。もし僕たちみたいに家に太陽光発電があるけど、まだ試したことがないという人は、災害が起きたときに慌てないために一度、実験をしてみましょう!

実験開始!!!

まずはいまどれくらい発電しているかをチェック!雨だったりほとんど発電していないようであれば自立運転にしても電気は使えません。今日は晴れているのでおよそ2KW(2000W)の発電をしていました。

自立運転モードにすると、コンセントから最大1500Wまでの電気は使えるので、急激に天候が変わらない限り、マックスまで使えそうです。

パワコンの場所を確認

次に太陽光発電のパワーコンディショナー(パワコン)の場所をチェックします。

わが家のパワコンは2階の廊下にあります。家によって場所は異なりますが、意外にも物置などの隠れた場所に設置されていることもあります。緊急時に探すのは大変なので、場所を把握しておきましょう。

パワコンの電源を切る

この機種ではスイッチを「連係」から「停止」に動かすだけです。機種によって、ボタンの種類や位置などが異なるので注意!ちなみに「連係」というのは送電網と接続していることを示しています。

太陽光発電ブレーカーを切る

今度は分電盤のところに行って、太陽光発電ブレーカーを切ります(これは切ったところの写真)。わが家の分電盤は洗面所にあります。

<<重要!>> 実際に停電しているときは、まずメインブレーカーを切ってから太陽光発電ブレーカーを切ります。その理由は、家電などのスイッチが入ったままの場合、停電が復旧したときに事故が起こる可能性があるためです。しかし、今回は実験なので落とす必要はありません。むしろ頻繁に落とすと、冷蔵庫やエアコンなど常に微弱な電気が流れている家電に影響してしまうことがあるからです。

パワコンのモードを自立運転モードに切り替える

さっきオフにしたパワコンのスイッチを今度は「自立」に切り替えます。

これで太陽光パネルで発電された電気をそのまま使えるようになりました。

何ができるか実験!

パワコンの周りに自立運転用のコンセントがあるので、そこにいつも通り電化製品のプラグを指すと電気が通ります!

例えば、携帯のチャージャー。

充電してます!光ってます!

こんな感じでスマホを直接チャージすることもできます。スマホや携帯チャージャーなどはほんの少しの電気で充電できるので、曇っていても問題ありません。

うちのようにパワコンが高い場所にあることもあるので、長めの延長コード+3つか4つの電源が入れられるモノがおすすめです。いまうちにある延長コードは短かめですが、最低でも床に届くくらいあると便利です。

もし各部屋で家電を使いたいという場合は、10メートル以上あるドラム式延長コードがあると役に立ちますよ!実は僕も欲しいと思っていますが、日頃から「どこに置くのよ!」と言っているゆみには叱られそうです(笑)

ということで、今度は扇風機とサーキュレーターを同時に回してみました。

(写真では見えづらいですが)問題なくぐるぐる回っています!!!

ではもうちょっとチャレンジして、

ドライヤーのターボ(強より上)モードをオン!

いつも通り、勢いよく髪が乾きます!

今回は延長コードが短かったので実験できませんでしたが、同様に、洗濯機、冷蔵庫、炊飯器なども問題なく使うことができます。

ただ、ドライヤーや炊飯器、洗濯機の乾燥機能など電気を熱に変えて使うものはエネルギーロスが多いので、緊急時にはもっと優先度の高いものを使うようにしたほうが効果的です。

また、炊飯器など長時間安定した電源が必要なものは、天気が変わってしまうと切れてしまう可能性もあるので注意が必要です。

戻す手順は?

戻すときは手順を巻き戻しするだけです。

  • コンセントを抜く
  • パワコンのモードを「停止」にする
  • 太陽光発電ブレーカー(本番はメインブレーカー)を上げる
  • パワコンのモードを「連係」モード(通常の状態)にする

連係モードに切り替えると、パワコンのメーターがカウントダウンを始めます。

およそ300秒待って連係モードに戻りました!ゆみが世界で入手してきたおじさんたちも喜んでいます(笑)

使える家電の目安は?

最初にお伝えしたように、自立運転の電力はどんなに晴れていても最大1500Wまでしか使えません。家電別にいくつかワット数を紹介します(もちろん商品や使い方によっても変わってきます)

  • スマートフォンの充電:3〜5W
  • 扇風機:10〜40W
  • ノートパソコン:50〜100W
  • ファンヒーター:10〜450W
  • 液晶テレビ:100〜300W
  • 炊飯器:100〜300W
  • 洗濯機(洗濯のみ):200〜400W
  • 冷蔵庫:200〜500W
  • コタツ:300〜600W
  • ドライヤー:600〜1200W
  • エアコン:300〜3000W

などです。非常時にはスマホやノートパソコンの充電、テレビなど情報収集のための機器を優先するのがおすすめです。エアコンは畳数によってW数が大きいから自立運転だけで回すのは厳しいかもしれません。

真夏や真冬にエアコンがとまると厳しいですが、そこは断熱改修などでエアコンに頼らなくても命に危険が及ばないような家造りをしておくことをオススメします。

わが家を地域の災害ステーションに!

もちろん、自立運転モードだけで家中のエネルギーがなんとかなるわけではありません。天候によって発電する電力量が少なかったり、当然ながら夜は使えません。そのため、しっかり災害に備えたいという場合には、3〜5万円程度の小型蓄電池を用意しておくと役に立つはずです。

これくらいの蓄電池があれば、昼間に自立運転モードで充電しておけば、夜も電気を使用することができます。わが家にはまだありませんが、近いうちに用意したいと考えています。

最後に、太陽光発電が設置してある家庭は、日本全体で10%近くに増えています。太陽光がついている家庭は、地域で停電したときに、自分たちだけでなく、近所で太陽光発電がない家庭に呼びかけて、スマホやパソコンを充電できる地域の災害ステーションとして活用することができます。そのための日頃からのコミュニケーションも大切ですね。

今回はココまで!

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