高橋さんちのKOEDO低燃費生活

伝統の「すだれ」が持つすごい効果

伝統の「すだれ」が持つすごい効果

猛暑のピークが過ぎたとはいえ、暑い日が続きます。30度くらいだと、「今日はわりと涼しいね」と感じてしまうほど今年は激アツでしたね!

まだまだ熱中症には気を付けなければいけません。熱中症といえば炎天下のグラウンドなどで起きそうな印象がありますが、実は自宅で発症する人の割合が43%と一番多いんです!(※)

エアコンを止めていて熱中症で倒れた方も多いので、エアコンの稼働は必須です。「昔はエアコンなんていらなかった」という方もいますが、昔とは暑さのレベルが段違いです。くれぐれも「がまんの省エネ」で体調を崩すことのないようにしてくださいね。

とはいえ、これだけ暑さが厳しいとエアコンだけではなかなか涼しくなりません。暑さ対策で一番重要なのは、直射日光を窓から室内に入れないことです。

そこで今日は、昔ながらの暑さ対策「すだれ」についてお話しします。「何だ、すだれか!」と思うかもしれませんが、窓の外に吊るすとしっかり日射を防いでくれるすだれは、とても合理的な道具です。

以前、ドイツの窓は、スゴすぎた!という記事に書きましたが、ドイツでは窓の性能が高いだけではなく、窓の外にブラインドが必ずセットになって、日差しをブロックしています。

アイディアとしてはすだれも同じです。

賃貸住宅や窓の上の部分に取り付ける場所がない、というお宅でも諦める必要はありません。ちょっと探せばネジで留めるタイプ、跡が残らないよう剥がせる強力両面テープなど、いろいろな道具があって、大抵の場所には設置が可能です。

例えば、以前の「プチ断熱対策」で賃貸でもこんなに暖かくなる!賃貸でもできるDYI内窓設置という記事で、寒さ対策をした友人の鍼灸院では、暑さ対策としてすだれをつけました。フックなど掛けられる場所はありませんでしたが、剥がしても跡の残らない強力両面テープで貼り付けることができました。

猛暑を乗り切れ!夏の日差しは入り口で防ぐべし!ではもう少し具体的な説明が書いてあるので、興味があったら読んでみてください。

どうしてもすだれがつけられないという場合は、室内で対策を。断熱タイプの厚手のカーテンやブラインド(できれば中に空気層のあるハニカムブラインドがオススメ)などで直射日光の侵入を防ぐだけでも、それなりの効果はあります。

さらに両方できるなら、窓の外ですだれ、室内でカーテンやロールスクリーン、ブラインドなど、ダブルで日差しを防げば最強です。

ちなみに、うちは日射が直接入りそうな大きめの窓には外付けブラインドがあります。でも、夏はブラインドやカーテンがついていない小さな窓からも、時間帯によっては強い日射が差し込んできます。

そのような窓には、ゆみが手作りした簡易カーテンを設置しています。つっぱり棒とクリップ、3枚の布を縫った簡単なものですが、これを窓にぴったりつけて閉めているとしっかり日差しをブロックしてくれます。簡単で効果的なので皆さんにもオススメします。

なお、すだれが一年中掛けっぱなしのお宅をよく見かけます。でも冬には日射が入らなくなって、せっかくの太陽のパワーを活かせません。暑い季節が過ぎたら取り外すか、巻き上げておきましょう。

それでは暑い夏はあともう少しだと思うので、暑さに気をつけて日々お過ごしください!中・長期的にできる暑さ対策の記事も参考にしてくださいね。

※東京消防庁による熱中症で救急搬送された場所のデータ(平成27年6月〜9月) 

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