高橋さんちのKOEDO低燃費生活

ハダカになるお風呂がどうして家で一番寒い!?

ハダカになるお風呂がどうして家で一番寒い!?

ここだけの話ですが、私は以前、冬になるとよくお風呂に入るのを渋っていました。ヒーターの前でポカポカしていると、そのまま布団に潜り込みたくなるのです。

今住んでいるエコハウスに引っ越した後は着替える時に寒くないので、率先して入るようになりました。どうやら嫌いなのはお風呂ではなく、寒いところで着替えることだったようです。

それだけではありません。お風呂には朝晩2回入ることもしばしば。浴室自体がしっかり断熱されているから、お湯が朝になっても温かく、浴槽に入ってからちょっと追い焚きするくらいでもう一度楽しめるので、気分は温泉の朝風呂!

(注:まさきさんには「有閑マダム」と呼ばれているけど、ヒマなわけではなく、その分早起きしています。)

↑有閑マダムのイメージ図

そんなわけで毎日お風呂にプカプカ浮かびながら、色々なことを考えていると、お風呂にまつわる様々なエピソードが浮かんできました。

あ〜、昔はお風呂入るとき(入った後も)慌てて着替えてたな〜。

そういえば、山間部に住んでいるAさんは、浴室内の温度がマイナスに下がったって言ってたな。

私の実家も10℃以下になってたなぁ・・・。日本の家はお風呂とかトイレって寒くて走って行ってくるイメージあるよね。

でも!!!よくよく考えると、今は古民家でもないのに、どうして家で一番薄着(というかハダカ)になるお風呂と、パンツを下ろすトイレが家の中で一番寒いのだ?

私はこれまで世界中を旅してきましたが、そう言えば他の国ではお風呂やトイレであまり寒い思いをしたことはありません。先進国といわれる国では特に。

米国オハイオ州に住んでいた時には、外はマイナス20度になってもバスルームはポカポカあったかいからシャワーでも大丈夫でした。

詳しい家の構造は覚えていないので、エネルギー浪費型の全館暖房だったかもしれませんが、バスルームで寒い思いをすることはあり得なかったのです。

実は、一昨年ドイツに行った時にも同じような気づきがありました。私たちは貧困層の人が多く暮らす団地の改修プロジェクトを取材したのですが、そこでは、お金の有無に関わらず、暖房をつけずに寒い状態でいるという選択はなかったのです(詳しくはこちら)。

日本では、ヒートショックが他国と比べてとても多いということをご存知でしょうか。

「暖かい部屋から寒い脱衣所へ行って、その直後に熱いお風呂に飛び込む」とか「暖かい布団から寒いトイレへ行く」といった、極度な温度変化によるもので、ヒートショックで1年間に亡くなる人の数は、交通事故を上回っていると言われています。そして、それは、お風呂やトイレの寒さが厳しいことに直結しています。

私の実家は築40年で、脱衣所やお風呂は結構寒いのですが、うちのオトンは寒さに鈍感、高血圧、お酒飲んだ後にお風呂に入る(!)という、ヒートショック予備軍!

そのため、ヒートショックにならないように脱衣所に内窓を設置して(こちらの記事に写真あり)、お風呂に入りそうな時間になったらオカンに暖房をつけてもらう(自分ではつけないから!)という対策をしています。内窓があることで、普段から室温の低下を防ぐ上、暖房の効きも良くなります。

残念ながら、うちのオトンはその対策の恩恵を実感してはいないようですが(苦笑)、内窓を設置して生活が変わったという親戚の例を紹介します。

以前は、冬寒くなると夜お風呂に入らずに朝入っていたHさん(私と同じだ!)。でも、内窓をつけたら脱衣所の寒さが和らぎ、夜にお風呂に入るのが苦でなくなりました。そしてお風呂でしっかり暖まってから寝るようになったことで、今は寒い日でもよく眠れるそうです。

対策をとることでヒートショックの危険性を下げるのはもちろん、生活サイクルや健康度が変わる可能性もあるのです。

まずは、お風呂や脱衣所、そしてトイレはできるだけ暖かい環境にするべきだという認識を持つことが、命を守る第一歩だと思います。自分の住まいの状況や予算に合わせて、内窓設置断熱リフォームDIYのプチ断熱断熱アイテムを使うなど、できる対策は色々あります。詳しくは上記のリンクやこれまで書いた他の記事を参考にしてください!

ではここで宣伝です!

実は最近、まさきさんが年末にこのトピックで電子書籍を出版しました!タイトルは『「寒い住まい」が命を奪う ~ヒートショック、高血圧を防ぐには~』 というものです。今日私がつらつらと書いたことの裏付けや、具体的な対策などが載っているので、ぜひ読んでみてください!

またね!

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